基本情報技術者の出題傾向が変わる COBOL が無くなり新しく Python が追加へ
おはようございます。
今年の四月にも基本情報技術者試験が開催されますね。
そのほかにも、情報セキュリティマネジメント、応用情報技術者試験、高度試験が開催されます。
すでに試験への申し込み期間は始まっています。
もう申し込みを済ませた方もいれば、まだ済んでいない方もいるでしょう。
インターネットでのお申し込み期限は2月21日の12時までとなっていますのでお忘れのないようにしてください。
せっかく勉強しても試験を受験でいなければ意味はありませんからね。
さて、その中でも基本情報技術者試験ですが、どうやら試験内容の見直しが行われるようです。
一番大きな変化は午後試験でしょう。
プログラミング言語問題の「COBOL」が廃止され、新しく「Python」が出題されます。
これは嬉しい変化ですね。
私は特に「Python」と「JavaScript」大好きな人間なので、私が受験するときに「Python」が出題されていればよかったのにと思います。
「COBOL」は最近のニュースで話題になっていましたよね。
勤労統計問題というよくわからない問題が発生したそうで、その原因となったのが「COBOL」だったようですが、
これはCOBOLで書かれた特殊なプログラムなので高齢者しか読めず、そのミスがチェックできないので、去年まで誰もが「逆数をかけているもの」と考えて処理していた。
この発言はSNS上で大きな反響を呼んでいましたね。
「COBOL」はもはや旧石器時代の遺物であると、そう言わんばかりの発言です。
まあ、私も「COBOL」は読めませんが。。。
しかし、今回のように未だ「COBOL」は採用している企業は少なくありません。
特に昔からある多くの企業では業務システムに「COBOL」を採用している倍もたくさんあると聞きます。
私の先輩は今年度の4月から院卒で就職しますが、その企業で「COBOL」を扱うことになると嘆いていました 笑
しかし、現在あるシステムを他の言語へ移行するのは大変な作業なので、「COBOL」を使える人材は貴重なものになっていくのではないでしょうか?
はい、「COBOL」のお話はここまでにして、基本情報技術者のお話に戻りましょう。
今回の変更で午後問題のプログラミング言語の出題内容は「C言語」「Java」「アセンブラ」「表計算」そして新たに追加された「Python」と、このようになっています。
次になくなるのは「アセンブラ」ですかね?
私は未だにアセンブラがそのような現場で活用されているのかわかりません 笑
アセンブラが「JavaScript」になると嬉しいですね〜。
はい、
「Python」が試験問題に採用されたのはやはり機械学習やディープラーニングが背景にあるようですね。
AI が日常生活のいたるところで見られるようになりはじめて、「Python」の注目度もどんどん上がってきましたからね〜。
小学校でもプログラミングの授業が始まるようですし、日本も本格的にIT教育に力を注ぎ始めたのでしょうか。
もう手遅れな気もしますけどね 笑
また試験の配点も変更されました。
今までの基本情報技術者の午後試験の問題の特徴として、アルゴリズムやプログラミング言語の問題がネックという人が多かったと思います。
配点も大きく、その2つだけで100点満点のうち40点も占めます。
今回の変更では、アルゴリズムやプログラミング言語が苦手な人は地獄を見るでしょう。
このようにプログラミングに関する問題がより重要視されるようになりました。
2つで50点もあります。
苦手な方は2019年中に受験することをお勧めします。
その他の変更点としては、線形代数や確率、統計などの問題が追加されるようです。
この変更は2020年の春の試験から適応されます。
2019年の試験を受験しようとされている方は気をつけてくださいね。
いくら「Python」の勉強をしても今年の試験では出題されません。